勃起機能低下の原因

勃起力の低下

男性は性的刺激によって陰茎海綿体の動脈が開いて血液が流れ込みます。海綿体は血液を吸い込んで貯め、膨張して固くなります。これが勃起した状態です。しかし、様々な原因で動脈の開き方が不十分だと、血液の流れ込み方が足りずにEDが起こります。
勃起がうまくいかない要因には様々なものがあり、原因は一つとも限りません。

ストレス・うつ病

おそらく世間で最も一般的に言われている要因ではないかと思います。ストレス社会といわれる現代においてはストレスをまったく感じずに生活を営むことは不 可能です。仕事上のストレスや人間関係なども原因となりえますがそれ以上に大きな影響があるのは夫婦間のストレスです(当然ですが)。明らかに精神疾患とも言えるうつ病の場合は当然ですが、大きな自覚症状のない軽症のうつ病がEDの原因となることもあります。何事に対してもいまいち気力がわかない状態で、つまり性行為に対する欲求も沸きにくいわけです。

薬物治療の影響

一部降圧薬や血糖降下薬、抗潰瘍薬、自律神経薬、抗男性ホルモン剤、うつ病治療薬などの薬物にもEDを引き起こす作用があると考えられています。

手術や怪我

中枢神経と陰茎の神経のつながりに影響するような手術や怪我は、EDを引き起こす要因となります。多発性硬化症、前立腺や結腸など骨盤内の外科手術は、神 経が傷ついて中枢神経と陰茎の神経とがつながらない状態になることがあり、EDの原因となります。特に開腹手術の場合には、どうしても神経を傷つけること が多くなってしまいます。脊髄損傷によっても、勃起を起こさせる刺激を伝える神経が損傷されるのでEDが起こりえます。

年齢による身体的な衰え

加齢によるEDの増加は確かに認められます。ですがこれは、加齢によりEDを引き起こすような病気(糖尿病や高血圧症等)にかかりやすくなるからです。つ まり生活習慣病などの基礎疾患が原因となるのです。齢をとるということはEDの危険因子といえますが、齢をとるイコールEDではありませんし、自然になる ということでもありません。

喫煙や過度の飲酒

よく言われるように、タバコは血液の循環に悪くします。またアルコールは中枢神経系を抑制するように働くため、気持ちをリラックスさせる効果がありますが、同時に、飲みすぎるとEDを引き起こします。